2014年シーズンオフ移籍分析
本当にあと少しのところで優勝を逃してしまった2014年
昌子や土居、カイオといった若手が多く飛躍したそんな年ももちろん人の出入りはあるもので、2014年の移籍状況をポジション毎に見ていこう
DF
OUT
前野 貴徳(アルビレックス新潟)・・・29.29(38.7)
中田 浩二(引退)・・・13.67(46.1)
IN
鈴木 隆雅(栃木SC)・・・69.24(J2)
ファン ソッコ(サンフレッチェ広島)・・・67.29(38.7)
何と言っても中田浩二の引退は寂しい限りである。
最終年は若手に押され出場機会に恵まれなかったが、偉大なレジェンドとして君臨し続けて欲しい。
前野は、2013年はそれなりにチャンスを与えられたが、2014年になり激減。
一方加入に関しては、広島で2012年、2013年と優勝に貢献したファンソッコが加入。
2014年は試合出場に恵まれていないが、経験等考慮した獲得と言えよう
MF
OUT
<途中放出>野沢 拓也(ベガルタ仙台)・・・33.09(45.4)
<途中放出>ジャイール(ジェフユナイテッド千葉)・・・41.31(61.3)
ジョルジ ワグネル(ECヴィトーリア)・・・38.11(39.4)
ルイス アルベルト(未定)・・・65.28(74.5)
宮内 龍汰(未定)
IN
<途中加入>ジョルジ ワグネル(ボタフォゴFR)
<途中加入>ジャイール(ジェフユナイテッド千葉)・・・5.97(J2)
金崎 夢生(ポルティモネンセSC)
大橋 尚志(鹿島アントラーズユース)
久保田 和音(大阪桐蔭高校)
外国人選手に関して迷走感が半端ないが、基本的に外国人選手の獲得に失敗したと言えよう。
2015年に向けた補強としては、なんといっても金崎の獲得だろう。
名古屋にいた頃からラブコールを出していた金崎の加入はついに念願かなったといったところ
FW
IN
高崎 寛之(徳島ヴォルティス)・・・201.82(51.4)
鈴木 優磨(鹿島アントラーズユース)
移籍はなし。
そして加入は徳島で活躍していた高崎と、ユースから鈴木優磨の獲得
高崎は、鹿島TOP陣に入っても平均的な数値を残せる選手で、若手が伸びる一方、大迫の穴が埋めきれなかった2014年としては、若手の伸びを期待しつつも、最低限の仕事を出来る経験者を加えるという適切な補強と言える。
総評
圧倒的なボランチ陣、伸び盛りの若手と言ったプラス要因に最低限の補強となったが、実績のあるDFとFWの加入と適切な補強で終わった2014年。
この布陣で2015年を迎えるのだが、久しぶりにワクワク感を感じる布陣
このワクワク感がどうなったのか?
このあたりを見ていきたい。