鹿島FOS(仮)

鹿島を中心に戦術ではなく、データでサッカーを語ります

2015年シーズンオフ移籍分析


セレーゾ監督から石井監督へ電撃交代があった2015年

結果ナビスコを勝ち久しぶりにタイトルを取り、勢いに乗りたいシーズンオフの移籍状況を見てみよう

 

 

GK


OUT

佐藤 昭大(ロアッソ熊本)・・・31.35(44.4)

 

IN

櫛引 政敏(清水エスパルス)・・・13.8(31.9)

 

曽ヶ端からスタメンの座を奪った佐藤 昭大を移籍させ、オリンピック代表候補の櫛引 政敏を加入。

GKの若返りは長年の課題でもあるが、櫛引はレンタル

また、オリンピック期間中はチームを離れないといけないというマイナス点もある補強

 

DF

 

OUT

山村 和也(セレッソ大阪)・・・114.45(41.4)

鈴木 隆雅(愛媛FC)・・・4.26(40.9)


IN

ブエノ(清水エスパレス)・・・174.36(44.9)

町田 浩樹(鹿島アントラーズユース

 

大きな期待に包まれて入団した山村だったが、残念ながらアントラーズでは、大きな戦力にはなれなかった。

ポテンシャルの高い選手なので、チームが変わることによって新しいやり方に対応した方が良いとの判断であろう

鈴木 隆雅は出たり入ったりだったが、正式に移籍となってしまった。

また、ブエノがエスパレスより加入。とはいってもエスパレスはあくまでも所有権を持っていただけで、2015年は神戸で試合に出ていた

ユースからは町田が加入。

 

MF


OUT

本山 雅志(ギラヴァンツ北九州)・・・32.29(39)

梅鉢 貴秀(モンテディオ山形)・・・73.1(35.4)

 

IN

三竿 健斗(東京ヴェルディ)・・・639.5(J2)

永木 亮太(湘南ベルマーレ)・・・694.12(66.2)

平戸 太貴(鹿島アントラーズユース

田中 稔也(鹿島アントラーズユース

 

長年10番を付けた鹿島の象徴の一人と言ってもいい本山が出場機会を求めて、地元北九州へ移籍

非常に悲しい出来事であった。

ここ数年は出場機会にの恵まれず、年齢的に鹿島で引退をと願っていたが、本人の意向なのでコレは仕方がない。

梅鉢は、同期の柴崎・昌子・土居がレギュラークラスへと成長するのに残念ながらついていけなかった。

この年はこれからの5年を見据えたかのような成功した二人が加入している

三竿 健斗と永木 亮太だ

共にボランチだが、三竿はJ2だが若いながらもレギュラーを張り、永木に至っては、J1で柴崎・小笠原の2大ボランチよりも高い数値を達成し鹿島に乗り込んできた

ボランチの戦力が大きく厚みを増した

また、MFでもユースから平戸と田中の2選手が加入

なお、金崎は契約上は移籍後、すぐ復帰したファンをやきもきさせただけなので、割愛させて頂く。

 

FW


OUT

豊川 雄太(ファジアーノ岡山)・・・23.14(51.3)

ダヴィヴァンフォーレ甲府)・・・35.81(8.04)

 

IN

高崎 寛之(モンテディオ山形)・・・41.02(J2)

垣田 裕暉(鹿島アントラーズユース

 

豊川はレンタル移籍でファジアーノ

期待の若手なだけに、経験値を上げて戻ってきて欲しい

一方のダヴィは残念ながら鹿島では輝けなかった

思い出してみると、ちょっとウェイトが重そうだなというのが印象的だったが、期待していた活躍をしていたらきっと違った未来があったはずだったので残念である

また、補強としては、高崎がモンテディオからレンタル復帰。

今度こそ期待に応えられるのか?

またここでもユースから垣田が加入

 

2015年のシーズンオフに目を向けると、

 

・期待していた選手の見切り(山村やダヴィ

・次世代の加入(櫛引や三竿)

・ユースの大量昇格

 

この3点が目立ったところと言えよう

特にユースに関してだが、この世代はアジア・チャンピオンズ・トロフィーを獲得しており、能力の高さが期待される