鹿島FOS(仮)

鹿島を中心に戦術ではなく、データでサッカーを語ります

2018年シーズンオフ移籍分析

悲願のACLを制したものの、過密日程による戦力維持の難しさを味わった2018年

また、中心選手の金崎・植田がシーズン途中に移籍するなど、ACL連覇及び、国内タイトル奪還に向けたチーム構成を迫られた2018年の移籍状況を見ていく

 

シーズン途中

 

選手名 移籍先 出場  先発 出場時間 P先発 合計 90分換算 K偏差値
植田 直通 セルクル・ブルージュKSV 14 14 1260 14 234.51 16.75 81.7
金崎 夢生 サガン鳥栖 15 14 1273 0 162.57 11.49 68.8
ペドロ ジュニオール 武漢卓爾職業足球倶楽部 7 3 226 3 20.74 8.26 43.2

 

植田はベルギーへ、ペドロジュニオールは中国、金崎は鳥栖

戦力的にやはり、植田・金崎と言ったクラスが途中で移籍する事は大きく痛い

特に金崎はシーズン途中に同じJリーグサガン鳥栖

出場機会を求めてではない移籍であったため、戦力以上に衝撃が大きかった

 

DF

OUT

選手名 移籍先 出場  先発 出場時間 P先発 合計 90分換算 K偏差値
西 大伍 ヴィッセル神戸 23 16 1581 16 201.24 11.46 48.7
昌子 源 トゥールーズFC 16 16 1378 16 271.6 17.74 50.5
三竿 雄斗 大分トリニータ 1 1 80 1 0 10.53 37.0

 

IN

選手名 移籍先 出場  先発 出場時間 P先発 合計 90分換算 K偏差値
小池 裕太 シント=トロイデンVV           海外
ブエノ 徳島ヴォルティス 15 11 1082 10 271.6 22.59 J2
佐々木 翔悟 鹿島アントラーズユース           新人
関川 郁万 流通経済大学付属柏高校           新人

 

怪我やACLの調整で出場試合が減っていたとはいえ、西と昌子が移籍してしまった

これで、2017年の最強4バックは山本のみとなり、1年で完全崩壊となっていしまった。

西の代役としては、成長過程の安西とベルギーから移籍してきた小池をあてがうのであろうが、昌子・植田の代役がブエノでは非常に心細く、また、関川も高卒ルーキーなので、すぐに活躍する期待は持てず、犬飼・町田と心中する体制と言わざる得ない

 

MF

OUT

選手名 移籍先 出場  先発 出場時間 P先発 合計 90分換算 K偏差値
久保田 和音 ファジアーノ岡山 2 2 178 2 13.3 6.72 37.6
杉本 太郎 徳島⇒松本山雅FC 24 16 1505 9 271.6 16.24 徳島
田中 稔也 ザスパクサツ群馬 4 2 147 1 15.03 9.20 37.8
小笠原 満男 引退 14 12 977 12 186.01 17.14 41.0

 

IN

選手名 移籍先 出場  先発 出場時間 P先発 合計 90分換算 K偏差値
白崎 凌兵 清水エスパルス 27 21 1926 13 372.4 17.40 50.2
平戸 太貴 FC町田ゼルビア 40 32 3016 22 356.3 10.63 J2
有馬 幸太郎 鹿島アントラーズユース           新人
名古 新太郎 順天堂大学             新人

 

衰えが見えていた中なので、戦力的には大きなダメージはないが、小笠原の引退は非常に寂しい。

様々な経験を積んできただけに、チームに帯同するだけで、大きなプラスになる存在だが、本人が決めた事なので尊重したい

一方、新加入で目立つのは白崎の加入。

エスパレスでの2018年の主にCHとして3列目を形成。

数値的には平凡な数字だが、ポリバレントな選手であるので、期待をしたい

また、J2町田より平戸が復帰

J2ながら中心選手として活躍してきただけに、鹿島に復帰してどこまで出来るのかが気になる選手である

 

FW

 

OUT

選手名 移籍先 出場  先発 出場時間 P先発 合計 90分換算 K偏差値
ペドロ ジュニオール フォルタレーザEC 7 3 226 3 20.74 8.26 43.2

 

IN

選手名 移籍先 出場  先発 出場時間 P先発 合計 90分換算 K偏差値
伊藤 翔 横浜F・マリノス 26 14 1237 13 97.4 8.26 43.2

 

レンタルで武漢に行っていたペドロジュニオールはそのままタイへ移籍

そして、新加入として待望のゴリゴリで経験豊富な伊藤 翔が加入

和製アンリと呼ばれ、K偏差値的には低いがリーグ戦で8得点、ルヴァンでは9試合8得点と求めていたストライカーの加入であり、大きな補強と言えるであろう