鹿島FOS(仮)

鹿島を中心に戦術ではなく、データでサッカーを語ります

2016年シーズンオフ移籍分析

チャンピオンシップを勝ち2009年以来のJ1チャンピオン、クラブワールドカップ準優勝を経て、天皇杯を制し2冠となった2016年

連覇を目指し、再び世界の頂点を目指すための2017年に向けたシーズンオフの移籍状況を見てみよう

 

GK

OUT

櫛引 政敏(清水エスパルス)・・・出番なし

 

IN

クォン スンテ(全北現代モータース

 

昨年レンタルで加入した櫛引は残念ながら出場機会が得られず清水へレンタルバック

代わりに入ってきたのがクォンスンテ

全北現代ACLを2回獲得した韓国を代表するGKだ

今まではポスト曽ヶ端は若手を中心に目星をつけていた感があったが、一気に即戦力を獲得し、新陳代謝を図ろうとする意識を感じる戦力補強である

 

DF

OUT

青木 剛(サガン鳥栖)・・・0(39.4)

ファン ソッコ(天津泰達)・・・170.85(44.7)

 

 

IN

三竿 雄斗(湘南ベルマーレ)・・・422.9(59.2)
小田 逸稀(東福岡高校)

 

3連覇に貢献した青木はシーズン途中での移籍

ファンソッコは出場機会に恵まれない部分もあったが、出た際はきっちり結果を残していただけに寂しいが、昌子・植田の若いCBに押し出されるの移籍か

代わりに入ってきたのは三竿健斗の兄、三竿雄斗

湘南では不動のCBとして活躍

能力値も移籍したファンソッコよりも高く、戦力に厚みが増したと言えよう

 

MF

 

OUT

カイオ(アル・アインFC)・・・194.63(74.5)※シーズン途中

柴崎 岳(CDテネリフェ)・・・460.46(54.6)
杉本 太郎(徳島ヴォルティス)・・・76.54(42.2)
平戸 太貴(FC町田ゼルビア)・・・出番なし
ファブリシオ(ポルティモネンセSC)・・・25.06(38.5)
大橋 尚志(ツエーゲン金沢)・・・出番なし

 

IN

レオ シルバ(アルビレックス新潟)・・・654.5(64.2)

 

大激震のMF陣

シーズン途中に移籍し失速の要因となったカイオに続いて、小笠原に代わる大黒柱が期待された柴崎が海外移籍してしまった。

その他、出場機会が少ない選手を整理した部分もあるが、6人が出て行ったにも関わらず、新加入は1人

ただ、その一人がリーグ最高ボランチと言われていたレオシルバと見事な補強と言っていいであろう

レオシルバであれば柴崎の抜けた穴を十二分に埋める事が出来るという判断は決して間違ってなく、的確な補強と言っていいだろう

 

FW

 

OUT

ジネイ(湘南ベルマーレ)・・・31.48(45.1)※シーズン途中
高崎 寛之(松本山雅FC)・・・鹿島での出番なし※シーズン途中

赤崎 秀平(ガンバ大阪)・・・109.3(44.2)
垣田 裕暉(ツエーゲン金沢)・・・3.26(35.9)

 

IN

レアンドロ(SEパルメイラス)
金森 健志(アビスパ福岡)・・・228.4(53.5)
ペドロ ジュニオール(ヴィッセル神戸)・・・337.2(61.9)

安部 裕葵(広島県瀬戸内高校)

 

期待していたジネイが怪我がちで思ったような活躍が出来ない中、シーズン途中に移籍

同じく期待していた赤崎はやはり伸び悩みが顕著で、2017年のシーズン前にガンバに移籍したFW陣

ここでも的確な補強がされている。

まずは、ペドロジュニオール

ヴィッセルで活躍し、K偏差値61.9の本職FWを入れる事により、期待通りの活躍が出来れば、金崎や土居を本職の2列目に落とすことも可能となり、カイオの穴を埋める事も可能となる

また、ペドロジュニオールのスピードも魅力的だ

同時にアビスパで若手ながら活躍していた金森を新加入

能力値的には赤崎よりも高く、的確な補強が出来ていると言える