鹿島を離れた鹿選手~2021年~
2020年に鹿島を巣立った選手たち、その選手たちの2021年の活躍を見ていきたい
2020年をもって鹿島から、他チームに移籍したのは下記の選手たち
DF
山本 脩斗⇒湘南ベルマーレ
奈良 竜樹⇒アビスパ福岡
伊東 幸敏⇒ジェフユナイテッド千葉
小田 逸稀⇒町田⇒ジェフユナイテッド千葉
山本 脩斗⇒湘南ベルマーレ
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
山本 脩斗 | 8 | 8 | 703 | 8 | 119.1 | 15.24 | 41.7 |
何と、CBとしての起用となった山本 脩斗
ただ、残念ながら8試合出場にとどまり、本来の力を見せられたとは言えない
奈良 竜樹⇒アビスパ福岡
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
奈良 竜樹 | 24 | 23 | 2073 | 23 | 335.8 | 14.58 | 54.2 |
アビスパにレンタル移籍となっていた奈良
2020年にシーズン途中に引き続きという事で、見事主力として活躍
その力をアントラーズで発揮できていたら、違った結果になった可能性も高いと思える活躍
伊東 幸敏⇒ジェフユナイテッド千葉
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
伊東 幸敏 | 6 | 6 | 492 | 4 | 39.5 | 7.23 | J2 |
J2ジェフユナイテッド千葉に移籍した伊東 幸敏
だが、期待に応えたとは言えない出場時間に終ってしまう
小田 逸稀⇒町田⇒ジェフユナイテッド千葉
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
小田 逸稀 | 24 | 20 | 1827 | 16 | 257.2 | 12.67 | J2 |
同じくJ2ジェフユナイテッド千葉に移籍した小田 逸稀
こちらはチームの主力として一定の試合数に出場するも、町田時代よりは試合数を減らす
レアンドロ⇒FC東京
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
レアンドロ | 22 | 16 | 1450 | 13 | 221.2 | 13.73 | 52.7 |
2020年のレンタル移籍からそのままFC東京に完全移籍したレアンドロ
だが、出場機会が減ってしまった。
とはいえ、K偏差値換算では50以上を記録する等、出場時間次第ではもっと伸びたと思われる
名古 新太郎⇒湘南ベルマーレ
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
名古 新太郎 | 19 | 13 | 1154 | 13 | 174.2 | 13.59 | 49.3 |
J1ベルマーレにレンタル移籍となった名古
シーズン当初はレギュラーとして活躍したものの、怪我によりシーズン後半を棒に振る
しかし、前半で見せたインパクトは強く、怪我が惜しまれるものの、飛躍の一年になったと言えよう
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
伊藤 翔 | 15 | 4 | 523 | 4 | 48.3 | 8.31 | 48.1 |
松本山雅FC
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
伊藤 翔 | 18 | 13 | 1168 | 13 | 92.5 | 7.13 | J2 |
途中交代等で出場機会を得て前半戦を終えようとしたところに、J2松本山雅に移籍
J2ではやはり力が違うようで、シーズン途中からの加入にも関わらず、見事レギュラーを奪取したと言えよう
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
山口 一真 | 13 | 4 | 410 | 3 | 44.8 | 9.84 | J2 |
水戸ホーリーホックを経由して松本山雅FCに移籍した山口 一真
同じJ2というカテゴリーであったが、35試合出場した水戸時代と比較すると大きく出場を減らしてしまった
再奮起を期待したい
2021年優勝チーム/川崎フロンターレとの比較
2021年の優勝は川崎フロンターレ
圧倒的強さでの見事2連覇を達成
勝点92:28勝2敗8分/得失点差53
試合数が増えたにも関わらず、敗戦が3⇒2と減るほどの強さ
一方のアントラーズは
勝点69:21勝11敗6分/得失点差26
と勝ち点差は23
2020年が勝点差24であったのを考慮すると、一応勝ち点差は1狭まってはいる
そんな2021年の両チームをCBPを基に比較していく
GK
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
チョン ソンリョン | 33 | 33 | 2970 | 33 | 70.19 | 2.13 | 55.4 |
丹野 研太 | 5 | 5 | 450 | 5 | 7.48 | 1.50 | 38.0 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
沖 悠哉 | 33 | 33 | 2970 | 33 | 131.29 | 3.98 | 72.4 |
クォン スンテ | 5 | 5 | 450 | 5 | 19.09 | 3.82 | 41.3 |
2020年同様、プレー関与が少ないチョン ソンリョンはCBP的に抜きんでてはいない
沖に関しては、歴代の優勝チーム内で最高のパフォーマンスを出したGKと言っていいであろう
沖が優秀なGKな事は数字的に証明されたと言えるので、自信をもってプレーして欲しい
CB
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
谷口 彰悟 | 30 | 28 | 2508 | 27 | 441.44 | 15.84 | 57.3 |
ジェジエウ | 33 | 27 | 2492 | 27 | 395.94 | 14.30 | 55.2 |
車屋 紳太郎 | 31 | 17 | 1567 | 16 | 299.82 | 17.22 | 50.6 |
山村 和也 | 17 | 7 | 739 | 6 | 141.48 | 17.23 | 43.1 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
町田 浩樹 | 34 | 34 | 3042 | 34 | 597.65 | 17.68 | 64.7 |
犬飼 智也 | 29 | 23 | 2128 | 23 | 383.32 | 16.21 | 54.6 |
関川 郁万 | 13 | 13 | 1117 | 13 | 172.54 | 13.90 | 44.6 |
林 尚輝 | 6 | 5 | 454 | 5 | 81.06 | 16.07 | 40.2 |
ブエノ | 1 | 1 | 75 | 1 | 11.29 | 13.55 | 36.9 |
2020年同様圧倒的な強さであったため、プレー関与が少なかったのか平凡な数値で終わっているフロンターレCB陣
一方のアントラーズは新大黒柱の町田の成長がアントラーズを飛び越え、歴代の優勝チームのCBに引けを取っていないことがよく分かる
サイド
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
山根 視来 | 37 | 37 | 3318 | 37 | 734.38 | 19.92 | 76.9 |
登里 享平 | 29 | 26 | 2311 | 26 | 376.78 | 14.67 | 57.3 |
イサカ ゼイン | 1 | 1 | 90 | 1 | 21.11 | 21.11 | 37.9 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
常本 佳吾 | 26 | 25 | 2131 | 25 | 473.5 | 20.00 | 62.6 |
永戸 勝也 | 29 | 22 | 2051 | 22 | 330.61 | 14.51 | 54.8 |
広瀬 陸斗 | 9 | 7 | 627 | 7 | 104.8 | 15.04 | 42.5 |
安西 幸輝 | 16 | 12 | 1116 | 11 | 92.85 | 7.49 | 41.8 |
2020年に大きく差を付けられたサイド陣
ただ、2021年に関しては常本が見事拮抗するまでになっている
が、フロンターレの山根が2020年68.9であったJ偏差値を76.9にうさらに上げるなど異次元の活躍を見せている
一方のアントラーズは2番手の永戸も能力内を伸ばしたが、フロンターレの登里ほどではなく、安定感を欠いてしまっている
3列目
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
旗手 怜央 | 30 | 30 | 2523 | 18 | 492.95 | 17.58 | 61.6 |
ジョアン シミッチ | 25 | 24 | 1874 | 24 | 488.37 | 23.45 | 61.4 |
脇坂 泰斗 | 35 | 29 | 2258 | 29 | 454.64 | 18.12 | 59.7 |
橘田 健人 | 29 | 15 | 1580 | 15 | 396.14 | 22.56 | 56.9 |
長谷川 竜也 | 21 | 11 | 818 | 11 | 144.36 | 15.88 | 44.9 |
大島 僚太 | 7 | 2 | 253 | 2 | 50.78 | 18.06 | 40.4 |
小塚 和季 | 5 | 1 | 72 | 1 | 14.44 | 18.05 | 38.7 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
三竿 健斗 | 34 | 29 | 2589 | 29 | 546.03 | 18.98 | 64.1 |
レオ シルバ | 29 | 20 | 1770 | 20 | 356.79 | 18.14 | 55.1 |
ディエゴ ピトゥカ | 26 | 21 | 1925 | 21 | 349.9 | 16.36 | 54.7 |
永木 亮太 | 15 | 5 | 452 | 5 | 121.35 | 24.16 | 43.8 |
舩橋 佑 | 2 | 1 | 92 | 1 | 15.12 | 14.79 | 38.7 |
3列目に関しては、選手個人としては、三竿が抜けているが、ボランチコンビとして考慮すると、旗手・シミッチのフロンターレコンビが勝っている
そして、恐ろしい事に、ここに、シーズン途中に海外移籍となった田中 碧がいるのであるから、2021年のフロンターレは恐ろしいチームと言えよう
2列目
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
家長 昭博 | 37 | 28 | 2598 | 28 | 416.18 | 14.42 | 65.8 |
遠野 大弥 | 27 | 9 | 864 | 6 | 169.93 | 17.70 | 48.8 |
宮城 天 | 14 | 4 | 447 | 4 | 76.64 | 15.43 | 42.4 |
マルシーニョ | 11 | 10 | 707 | 10 | 68.4 | 8.71 | 41.8 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
ファン アラーノ | 27 | 21 | 1688 | 17 | 301.1 | 16.05 | 57.9 |
和泉 竜司 | 23 | 12 | 1038 | 12 | 130.68 | 11.33 | 46.1 |
松村 優太 | 22 | 6 | 759 | 5 | 117.6 | 13.94 | 45.2 |
アルトゥール カイキ | 14 | 5 | 462 | 4 | 84.24 | 16.41 | 42.9 |
遠藤 康 | 23 | 2 | 466 | 2 | 75.53 | 14.59 | 42.3 |
家長無双の2列目
アントラーズはファンアラーノ一人奮闘しているが、あとが続かない
ただ、それはフロンターレも同様で家長以外はJ偏差値50以下となっている
ただ、フロンターレには田中碧と同様にシーズン途中に海外移籍を果たした三笘 薫がおり、チームにいる間はその三苫が大活躍であった
TOP
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
レアンドロ ダミアン | 35 | 28 | 2293 | 28 | 308.87 | 12.12 | 60.1 |
小林 悠 | 33 | 11 | 1150 | 7 | 171.36 | 13.41 | 48.9 |
知念 慶 | 22 | 4 | 582 | 3 | 127.25 | 19.68 | 45.3 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
土居 聖真 | 36 | 28 | 2289 | 15 | 292.77 | 11.51 | 58.8 |
荒木 遼太郎 | 36 | 27 | 2291 | 19 | 274.24 | 10.77 | 57.3 |
エヴェラウド | 28 | 17 | 1549 | 15 | 189.32 | 11.00 | 50.3 |
上田 綺世 | 29 | 19 | 1753 | 19 | 181.9 | 9.34 | 49.7 |
染野 唯月 | 9 | 1 | 199 | 1 | 11.41 | 5.16 | 35.8 |
レアンドロ ダミアンが一人J偏差値60以上を記録しているが、チームとしてみた場合、土居・荒木のアントラーズコンビの方が数字的には優れている
ただ、フロンターレは小林 悠がそこそこの試合数に出ている且つ、90分換算が高く
ジョーカーとしての起用の際のプレーの輝きを感じさせる
先発なし
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
塚川 孝輝 | 14 | 0 | 272 | 0 | 64.12 | 21.22 | 80.8 |
神谷 凱士 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0.03 | 2.70 | 42.8 |
なし
フロンターレの塚川が出場時間は少ないものの、14試合に出場し、爪痕を残している
途中移籍
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
田中 碧 | 20 | 18 | 1651 | 0 | 460.79 | 25.12 | 122.3 |
三笘 薫 | 20 | 13 | 1232 |
0 |
279.36 | 20.41 | 90.7 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
小泉 慶 | 17 | 8 | 765 | 0 | 118.61 | 13.95 | 62.8 |
白崎 凌兵 | 17 | 11 | 865 | 0 | 105.43 | 10.97 | 60.5 |
杉岡 大暉 | 7 | 5 | 442 | 0 | 68.92 | 14.03 | 54.2 |
両チームともチームの主力が途中移籍をしているが、田中碧と三苫の能力の高さが際立っている。
両名ともシーズン半ばでの移籍にも関わらずこの数値。
これで優勝してしまうという事はいかにフロンターレの力が抜きんでていたか言えよう
総論
上記を踏まえ、各ポジションから上位者を抜粋したメンバーを組んでみると
こういう形になる。
フロンターレ | アントラーズ | |||||||
GK | チョン ソンリョン | 70.19 | 55.4 | GK | 沖 悠哉 | 131.29 | 72.4 | |
CB | 谷口 彰悟 | 441.44 | 57.3 | CB | 町田 浩樹 | 597.65 | 64.7 | |
CB | ジェジエウ | 395.94 | 55.2 | CB | 犬飼 智也 | 383.32 | 54.6 | |
サイド | 山根 視来 | 734.38 | 76.9 | サイド | 常本 佳吾 | 473.5 | 62.6 | |
サイド | 登里 享平 | 376.78 | 57.3 | サイド | 永戸 勝也 | 330.61 | 54.8 | |
3列目 | 旗手 怜央 | 492.95 | 61.6 | 3列目 | 三竿 健斗 | 546.03 | 64.1 | |
3列目 | ジョアン シミッチ | 488.37 | 61.4 | 3列目 | レオ シルバ | 356.79 | 55.1 | |
3列目 | 脇坂 泰斗 | 454.64 | 59.7 | 2列目 | ファン アラーノ | 301.1 | 57.9 | |
2列目 | 家長 昭博 | 416.18 | 65.8 | 2列目 | 和泉 竜司 | 130.68 | 46.1 | |
2列目 | 遠野 大弥 | 169.93 | 48.8 | TOP | 土居 聖真 | 292.77 | 58.8 | |
TOP | レアンドロ ダミアン | 308.87 | 60.1 | TOP | 荒木 遼太郎 | 274.24 | 57.3 | |
合計 | 4349.7 | 合計 | 3818 |
レギュラークラスを並べたCBPでの差は531.7
2020年が526.7差であったので、さらに開いてしまった
そしてレギュラークラスにはシーズン途中に移籍した田中碧と三苫は含まれていないので、実質もっと差があると言えよう
大きな差が生じた部分はやはりサイド。
特に山根の存在感が2021年は抜きんでていた
一方のアントラーズもサイドは常本の成長等進歩は見られたが、それでも足りなく差がつけられている
そして、3列目、2列目も旗手・シミッチ、家長といった歴代TOPクラスの選手が柱といるので、その差もあろう
アントラーズは常本を中心とした、サイドの構築と各ポジションの絶対的な柱の存在が巻き返しには必要である
2021年選手講評
2021年成績
監督:ザーゴ⇒相馬直樹
リーグ戦:4位(21勝11敗6分)
YBCルヴァンカップ:ベスト8
天皇杯:ベスト8
コロナの影響で、2020年昇格はあっても降格がなく、18チームではなく20チームで実施された2021年のJリーグ
2020年は序盤の躓きはあったものの、後半フィットしてきたザーゴ体制だったが、2021年も前半躓き、2011年からの10年で3回目のシーズン途中監督交代という憂いを見てしまい、優勝どころかACL出場の逃した2021年の戦力を振り返ってみる
なお、この年は試合数が多かったので各人のCBPが高く出て、必然的にK偏差値も高く出ている
GK
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
沖 悠哉 | 33 | 33 | 2970 | 33 | 131.29 | 3.98 | 75.1 |
クォン スンテ | 5 | 5 | 450 | 5 | 19.09 | 3.82 | 40.7 |
試合数が多かったこともあり、かなり高いCBPが出た沖。
出場が33試合という事もあり、試合数的には例年と変わらないという事を考えれば、いかに沖に救われた一年だったかが分かる。
ただ、シーズン後半クォン スンテに出番を取られている。
そのクォン スンテも90分換算が高レベル(沖にも言える)とGKが大活躍だった1年である。
CB
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
町田 浩樹 | 34 | 34 | 3042 | 34 | 597.65 | 17.68 | 69.3 |
犬飼 智也 | 29 | 23 | 2128 | 23 | 383.32 | 16.21 | 56.9 |
関川 郁万 | 13 | 13 | 1117 | 13 | 172.54 | 13.90 | 44.8 |
林 尚輝 | 6 | 5 | 454 | 5 | 81.06 | 16.07 | 39.5 |
ブエノ | 1 | 1 | 75 | 1 | 11.29 | 13.55 | 35.4 |
CBは町田が大活躍の1年
試合数が増えたので、全試合出場とはいかなかったが、例年で言えば全試合に当たる34試合に先発してこれだけのCBPを残したのであるから、リーグを代表するCBに成長したと言っても過言ではないであろう
パートナーの1stチョイスは犬飼でこちらも安定した働きを果たしている
ただ、シーズン後半は関川を使用されたケースが多かったが、90分換算で見る安定度は犬飼に軍配を上げたい
90分換算でいうと、出場時間が短いが林 尚輝の活躍も光っており、今後が楽しみである
サイド
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
常本 佳吾 | 26 | 25 | 2131 | 25 | 473.5 | 20.00 | 64.6 |
永戸 勝也 | 29 | 22 | 2051 | 22 | 330.61 | 14.51 | 56.2 |
広瀬 陸斗 | 9 | 7 | 627 | 7 | 104.8 | 15.04 | 43.1 |
安西 幸輝 | 16 | 12 | 1116 | 11 | 92.85 | 7.49 | 42.4 |
ここ数年はっきりとアントラーズの弱点となっていたサイド
常本 佳吾という、救世主が誕生した1年と言ってもいいであろう
このまま高いレベルを維持して欲しい。
ただ、残念ながらパートナーが弱い。
1stチョイスは永戸で比較的無難なCBPを表していたが、シーズン途中に安西が加入すると安西に出場機会を奪われてしまった
その安西だが、非常にCBPが悪い
理由として守備をしないからである
ドリブルや積極的な攻撃参加で見た目のイメージはいいかもしれないが、BCPの詳細を出場時間の広瀬と比較した場合、
安西:広瀬
奪取/42.18:73.54
守備/8.60:12.10
と、出場時間が半分の広瀬よりも各ポイントが劣っており、
チーム戦術と言ってしまえばそれまでだが、気になるポイントであるのと同時に、守備に対しての他選手への負荷が気になる部分である
3列目
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
三竿 健斗 | 34 | 29 | 2589 | 29 | 546.03 | 18.98 | 58.8 |
レオ シルバ | 29 | 20 | 1770 | 20 | 356.79 | 18.14 | 49.4 |
ディエゴ ピトゥカ | 26 | 21 | 1925 | 21 | 349.9 | 16.36 | 49.1 |
永木 亮太 | 15 | 5 | 452 | 5 | 121.35 | 24.16 | 37.8 |
舩橋 佑 | 2 | 1 | 92 | 1 | 15.12 | 14.79 | 32.5 |
3列目に関しては三竿が無難な数字を残しているが、ここもやはりパートナーの問題が露見したと言えよう
先発数や出場時間ではピトゥカの方が多いが、CBPではレオシルバの方が優秀なCBPを記録している
ピトゥカとレオシルバのプレースタイルの違いではあるが、やはり安西同様守備的CBPがピトゥカの場合、低く出てしまっており、CB・GKのCBPの大幅層の原因が垣間見れる
2列目
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
ファン アラーノ | 27 | 21 | 1688 | 17 | 301.1 | 16.05 | 58.5 |
和泉 竜司 | 23 | 12 | 1038 | 12 | 130.68 | 11.33 | 46.1 |
松村 優太 | 22 | 6 | 759 | 5 | 117.6 | 13.94 | 45.2 |
アルトゥール カイキ | 14 | 5 | 462 | 4 | 84.24 | 16.41 | 42.8 |
遠藤 康 | 23 | 2 | 466 | 2 | 75.53 | 14.59 | 42.1 |
ファンアラーノが2020年同様2列目の核として活躍
ただ、前年度65.2あったK偏差値が58.5と大きく下がっている
ただ、やはりここでもパートナー不在が分かる結果となっている
その中で2年目の松村の成長と、新加入カイキの90分換算での数値が明るい材料であり、特にカイキはもう少し長く見て見たかった
TOP
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
土居 聖真 | 36 | 28 | 2289 | 15 | 292.77 | 11.51 | 58.5 |
荒木 遼太郎 | 36 | 27 | 2291 | 19 | 274.24 | 10.77 | 57.0 |
エヴェラウド | 28 | 17 | 1549 | 15 | 189.32 | 11.00 | 50.4 |
上田 綺世 | 29 | 19 | 1753 | 19 | 189.9 | 9.75 | 50.4 |
染野 唯月 | 9 | 1 | 199 | 1 | 11.41 | 5.16 | 36.5 |
2020年同様土居が攻撃陣の柱として奮闘
2年目の荒木が大きく成長している
印象的に土居よりも荒木の方が貢献しているように見えるが、土居の場合、荒木と比較して守備的貢献が高い
アントラーズの伝統として高い位置でのボール奪取⇒ショートカウンターが得意なチームなので、TOP(土居の場合は2列目も)の選手のボール奪取が高いと得意な攻撃に持ち込めると言った効果がCBP等読み取れる
また、エヴェラウドが全くゴールを決められず大きくCBPを落としている
が、それでもチームTOPの上田 綺世よりも高いCBPを記録
コレも守備的な貢献が要因である
上田綺世はTOPはゴールを決めてなんぼの意識で確かに得点はチーム一であるが、守備が弱い。
守備をしないのであればもう少し得点を増やして欲しい
Trade
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
小泉 慶 | 17 | 8 | 765 | 0 | 118.61 | 13.95 | 60.8 |
白崎 凌兵 | 17 | 11 | 865 | 0 | 105.43 | 10.97 | 58.4 |
シーズン途中に小泉・白崎が残念ながら国内移籍をしてしまった
両選手とも安定したCBPを残せる選手なだけに大きな痛手である
総評
ザーゴを招聘し、『基礎を残して新築』を目指したが、志半ばでザーゴを解任し、相馬監督の就任となったが、どう変わったのかを細かく見てみないと分からない部分もあるがシーズンを通してみると
①安西・ピトゥカと言った途中加入の選手の守備的CBPが低い
②CBやGKの守備的負担が増えた(よってCBPが向上)
上記2点が気になるところである
①に関しては、ザーゴ監督というよりも相馬監督の選手チョイスの部分が多大にあるのだが、安西・ピトゥカの登用がチーム戦術を変化させた可能性が高く、2022年の成績にも影響が出る話であるので、今後別項で見ていきたいと思う
チーム評価
SS(K偏差値65以上)・・・2人<沖 悠哉:75.1/町田 浩樹:69.3>
S(K偏差値60以上)・・・1人<常本 佳吾:64.6>
※2020年
SS(K偏差値65以上)・・・1人<ファン アラーノ:65.2>
S(K偏差値60以上)・・・3人<犬飼 智也:63.1/土居 聖真:61.3/エヴェラウド:60.7>
2020年シーズンオフ移籍分析
序盤の躓きが響き、優勝はおろかACL出場権まで逃し、無冠に終った1年目のザーゴ体制
巻き返しを図るべく2021年に向けた戦力の移籍状況を見ていく
シーズン途中
OUT
選手名 | 移籍先 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
内田 篤人 | 引退 | 2 | 1 | 134 | 1 | 19.75 | 13.26 | 38.1 |
佐々木 翔悟 | いわてグルージャ盛岡 | 出場無 | ||||||
ブエノ | アトレチコ・ミネイロ | 出場無 |
残念ながら内田篤人がシーズン途中に引退
アントラーズ復帰後は怪我等もあり満足に活躍出来なかったであろうが、精神的支柱になっていたはず。
GK
IN
選手名 | 移籍先 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
早川 友基 | 明治大学 | 新人 |
大卒ルーキーの早川が加入
正直GKの頭数が多い気がしなくもないが、沖・山田につく若手3人目のGK
DF
OUT
選手名 | 移籍先 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
山本 脩斗 | 湘南ベルマーレ | 7 | 7 | 602 | 6 | 76.86 | 11.49 | 41.4 |
奈良 竜樹 | アビスパ福岡 | 6 | 4 | 357 | 4 | 19.75 | 4.98 | 35.9 |
伊東 幸敏 | ジェフユナイテッド千葉 | 出場無 | ||||||
小田 逸稀 | 町田⇒ジェフユナイテッド千葉 | 38 | 34 | 2918 | 33 | 504.2 | 15.55 | J2 |
IN
選手名 | 移籍先 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
林 尚輝 | 大阪体育大学 | 新人 | ||||||
常本 佳吾 | 明治大学 | 新人 |
期待された奈良は残念ながらチームに会わずアビスパへ移籍
そして、2016年の優勝を支えた山本脩斗がベルマーレに移籍してしまった。
戦力的には2020年は出場自体も少なかったので大きなダメージはなかったが寂しい。
そして、新加入は大卒の2名
2020年はサイドバックの差で負けたと言っても過言ではないので、少々物足りない補強ではある
MF
OUT
選手名 | 移籍先 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
レアンドロ | FC東京 | 26 | 23 | 2091 | 17 | 303.8 | 13.08 | 58.6 |
名古 新太郎 | 湘南ベルマーレ | 8 | 1 | 152 | 1 | 31.66 | 18.75 | 38.1 |
IN
選手名 | 移籍先 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
ディエゴ ピトゥカ | サントスFC | 新外国人 | ||||||
アルトゥール カイキ | アル・シャバブFC | 新外国人 | ||||||
舩橋 佑 | 鹿島アントラーズユース | 新人 | ||||||
須藤 直輝 | 昌平高校 | 新人 | ||||||
小川 優介 | 昌平高校 | 新人 |
FC東京にレンタル移籍で以前の輝きを取り戻したレアンドロはそのままFC東京に完全移籍
残念ながらFC東京のチームの主力となったレアンドロを戻すことは出来なかった
また、名古はベルマーレにレンタル
新加入は2人の外国人選手と3人の高卒ルーキー
ピトゥカは前評判が高く期待出来そうな匂いをしていたが、全て未知数の補強となった
FW
OUT
選手名 | 移籍先 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
伊藤 翔 | 横浜FC | 14 | 3 | 365 | 3 | 17.84 | 4.40 | 37.0 |
山口 一真 | 水戸⇒松本山雅FC | 35 | 28 | 2347 | 20 | 349.0 | 13.38 | J2 |
ザーゴ体制になりエヴェラウドの活躍等もあり、出場機会が減った伊藤翔は横浜FCに移籍
レンタルで水戸でレギュラーを獲得し、活躍していた山口一真は結局アントラーズには戻らずに、同じJ2松本山雅FCに移籍
そして、新加入はなし
攻めの補強だった2019年と比べると非常におとなしく、正直未知数の選手ばかりとなった2020年
ただ、内田や山本と言ったサポーターの精神的ダメージはあるものの、戦力的なダメージはほぼないと言えるであろう
残念なのは、チームの弱点として挙げられるサイドバックの即戦力の補強がなかった事がこの時点で言えるのが残念である
鹿島を離れた鹿選手~2020年~
2019年に鹿島を巣立った選手たち、その選手たちの2020年の活躍を見ていきたい
2019年をもって鹿島から、他チームに移籍したのは下記の選手たち
DF
小田 逸稀⇒FC町田ゼルビア
MF
レアンドロ⇒FC東京
中村 充孝⇒モンテディオ山形
相馬 勇紀⇒名古屋グランパス
久保田 和音⇒ファジアーノ岡山⇒松本山雅FC
FW
金森 健志⇒サガン鳥栖
垣田 裕暉⇒金沢⇒徳島ヴォルティス
有馬 幸太郎⇒栃木SC
小田 逸稀⇒FC町田ゼルビア
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
小田 逸稀 | 38 | 34 | 2918 | 33 | 504.2 | 15.55 | J2 |
J2町田に移籍した小田、見事レギュラーとして活躍
レアンドロ⇒FC東京
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
レアンドロ | 26 | 23 | 2091 | 17 | 303.8 | 13.08 | 58.6 |
FC東京に移籍のレアンドロは見事2017年レベルに戻したと言っていいであろう
外国人枠の問題もあるが、2020年の弱点の一つでもあった2列目で、ファンアラーノのパートナーを組んだらどのような化学反応が起きるのか一目見て見たかった
中村 充孝⇒モンテディオ山形
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
中村 充孝 | 18 | 7 | 658 | 3 | 74.1 | 10.14 | J2 |
中村 充孝はJ2モンテディオに移籍したが残念ながら輝けなかったと言っていいであろう
同じく、J2京都で光るプレーをしていたが、鹿島では残念ながら輝けず、J2とカテゴリーを京都と同様に落としたものの、残念ながらフィット出来なかった
相馬 勇紀⇒名古屋グランパス
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
相馬 勇紀 | 31 | 15 | 1720 | 14 | 191.9 | 10.04 | 50.6 |
レンタル期間を終え、所有権を持っているグランパスに復帰した相馬
出場時間が大幅に増え、グランパスでの今後の活躍を期待できる1年になったと言えよう
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
久保田 和音 | 25 | 18 | 1583 | 6 | 241.7 | 13.74 | J2 |
ファジアーノ岡山経由で松本に移籍した久保田
ファジアーノ時代より出場時間は若干減ったものの、さまざまな場所で起用され、新天地でも重宝されたと言えよう
なお、その後さらに群馬に移籍する事になる
金森 健志⇒サガン鳥栖
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
金森 健志 | 26 | 13 | 922 | 7 | 99.1 | 9.67 | 43.4 |
2019年シーズン途中にサガン鳥栖にレンタル移籍した金森は2020年に完全移籍
レンタル移籍した2020年はシーズン途中にも関わらず先発も多かったが、2020年は出場数は増えたものの、2019年は1試合あたり54分だった出場時間が、35分と大幅に減り、シーズンオフに福岡に移籍
垣田 裕暉⇒金沢⇒徳島ヴォルティス
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
垣田 裕暉 | 42 | 35 | 2944 | 35 | 308.5 | 9.43 | 59.7 |
J2金沢を経由し、徳島に移籍した垣田
チームは変っても同じJ2という事で、新しいチームでも見事レギュラーを獲得。
チームのJ1昇格に貢献
有馬 幸太郎⇒栃木SC
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
有馬 幸太郎 | 21 | 5 | 489 | 3 | 71.1 | 13.09 | J2 |
残念ながらアントラーズでは出番のなかった有馬
J2栃木でようやくリーグ戦デビューを果たし、プロ入り初ゴールも記録
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | P先発 | 合計 | 90分換算 | K偏差値 |
山口 一真 | 35 | 28 | 2347 | 20 | 349.0 | 13.38 | J2 |
同じ茨城のJ2チームであるホーリーホックへの移籍となった山口
こちらも、見事レギュラーを獲得した模様
またJ2ながら15得点と二桁得点を記録している
2020年優勝チーム/川崎フロンターレとの比較
2020年の優勝は川崎フロンターレ
最高勝ち点での圧倒的強さでの優勝
勝点83:26勝3敗8分/得失点差57
一方のアントラーズは
勝点59:18勝11敗5分/得失点差11
勝点差24という大差をつけられる。
コロナによる変則日程及び、交代人数の3人⇒5人へ変更等色々レギュレーションが変わったとはいえ、ここまで大差をつけられてしまった要因をCBPを基に比較していく
GK
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
チョン ソンリョン | 34 | 34 | 3060 | 34 | 51.1 | 1.50 | 50.1 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
沖 悠哉 | 24 | 24 | 2160 | 24 | 55.74 | 2.32 | 51.4 |
クォン スンテ | 7 | 7 | 630 | 7 | 13.27 | 1.90 | 39.6 |
山田 大樹 | 2 | 2 | 180 | 2 | 3.24 | 1.62 | 36.9 |
曽ヶ端 準 | 1 | 1 | 90 | 1 | 1.62 | 1.62 | 36.4 |
出場試合数が少ないにも関わらず、CBPが沖の方が高かったGK
要因としては、
・沖は優れたGK
・フロンターレが圧倒的に強くチョンソンリョンがプレーに関与するケースが少なかった
の2点が考えられるが、恐らく後者と思われる。
CB
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
谷口 彰悟 | 30 | 28 | 2468 | 28 | 398.43 | 14.53 | 55.3 |
ジェジエウ | 29 | 29 | 2412 | 29 | 377.31 | 14.08 | 54.3 |
山村 和也 | 13 | 6 | 580 | 6 | 115.06 | 17.85 | 41.8 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
犬飼 智也 | 31 | 31 | 2790 | 31 | 490.57 | 15.82 | 59.7 |
町田 浩樹 | 21 | 20 | 1811 | 20 | 270.83 | 13.46 | 49.2 |
関川 郁万 | 15 | 13 | 1168 | 13 | 212.98 | 16.41 | 46.5 |
奈良 竜樹 | 6 | 4 | 357 | 4 | 65.56 | 16.53 | 39.5 |
谷口とジェジエウの二人で固定出来たフロンターレと、犬飼のパートナーに迷いを感じらるアントラーズ
ただ、フロンターレの両CBのCBPは正直歴代の優勝チームとしては高くなく、こちらもGK同様強すぎた故、守備を含むCBのプレー関与が少なかったかと想像出来てしまう程強かった2020年のフロンターレである。
サイド
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
山根 視来 | 31 | 31 | 2738 | 31 | 588.21 | 19.33 | 68.9 |
登里 享平 | 29 | 25 | 2290 | 25 | 404.48 | 15.90 | 58.8 |
車屋 紳太郎 | 22 | 13 | 1217 | 8 | 216.9 | 16.04 | 48.6 |
ジオゴ マテウス | 3 | 3 | 270 | 3 | 57.2 | 19.07 | 39.9 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
永戸 勝也 | 22 | 22 | 1942 | 22 | 291.22 | 13.50 | 52.6 |
小泉 慶 | 22 | 21 | 1700 | 21 | 271.89 | 14.39 | 51.6 |
広瀬 陸斗 | 15 | 10 | 890 | 10 | 157.47 | 15.92 | 45.3 |
杉岡 大暉 | 7 | 6 | 537 | 6 | 101.54 | 17.02 | 42.3 |
山本 脩斗 | 7 | 7 | 602 | 6 | 76.86 | 11.49 | 40.9 |
内田 篤人 | 2 | 1 | 134 | 1 | 19.75 | 13.26 | 37.8 |
大きく差がついたのがサイドバック
フロンターレは山根、登里がうまく機能していると言えよう。
特に山根が素晴らしい。
一方のアントラーズは使われ方の問題もあるが、歴代の優勝チームとの比較である、J偏差値でも物足りなく、アントラーズの代名詞であるサイドバックの低迷=チームの低迷と言わざるを得ない
3列目
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
守田 英正 | 32 | 23 | 2226 | 23 | 623.35 | 25.20 | 67.8 |
田中 碧 | 31 | 23 | 2184 | 23 | 539.94 | 22.25 | 63.8 |
大島 僚太 | 23 | 15 | 1483 | 15 | 297.83 | 18.07 | 52.2 |
脇坂 泰斗 | 31 | 25 | 1634 | 25 | 292.96 | 16.14 | 52.0 |
中村 憲剛 | 13 | 7 | 548 | 7 | 102.22 | 16.79 | 42.9 |
下田 北斗 | 14 | 5 | 431 | 5 | 85.66 | 17.89 | 42.1 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
三竿 健斗 | 30 | 28 | 2445 | 28 | 568.12 | 20.91 | 65.2 |
レオ シルバ | 32 | 29 | 2374 | 29 | 503.14 | 19.07 | 62.1 |
永木 亮太 | 31 | 12 | 1211 | 11 | 252.25 | 18.75 | 50.1 |
守田と田中碧のボランチコンビが素晴らしいが、鹿島も負けてはいない
ほぼほぼ互角と言っていいであろう
アントラーズのボランチ能力の高さ(主に小笠原・柴崎)は2020年も負けてはいなかったと言えるであろう
2列目
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
家長 昭博 | 29 | 25 | 2122 | 24 | 342.89 | 14.54 | 60.7 |
旗手 怜央 | 31 | 14 | 1480 | 6 | 318.95 | 19.40 | 59.1 |
齋藤 学 | 25 | 11 | 890 | 8 | 127.68 | 12.91 | 45.9 |
宮代 大聖 | 16 | 2 | 298 | 2 | 55.74 | 16.83 | 40.9 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
ファン アラーノ | 30 | 26 | 2014 | 20 | 394.01 | 17.61 | 64.3 |
和泉 竜司 | 27 | 20 | 1629 | 20 | 200.36 | 11.07 | 50.9 |
荒木 遼太郎 | 26 | 7 | 894 | 4 | 148.76 | 14.98 | 47.3 |
数字だけの能力で見るとアラーノがいるのでフロンターレには負けてはいない
ただ、そのパートナーの差で負けてしまっていると言ったところか
家長には旗手がいたが、アラーノには旗手がいなかったのが響いたと言えよう
TOP
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
レアンドロ ダミアン | 34 | 22 | 1785 | 22 | 279.48 | 14.09 | 57.7 |
小林 悠 | 27 | 13 | 1316 | 12 | 176.76 | 12.09 | 49.3 |
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
土居 聖真 | 31 | 26 | 2110 | 15 | 328.52 | 14.01 | 61.7 |
エヴェラウド | 33 | 32 | 2647 | 26 | 320.93 | 10.91 | 61.1 |
上田 綺世 | 26 | 10 | 1154 | 10 | 167.56 | 13.07 | 48.6 |
遠藤 康 | 27 | 5 | 849 | 5 | 129.26 | 13.70 | 45.4 |
TOPに関しては完全にアントラーズと言っていいであろう
2列目との併用もあるが、土居の安定感にパートナーのエヴェラウドの高水準でのプレー
両名ともレアンドロダミアンよりもTOPとして優れた数値を残している
一方で上田 綺世も小林悠よりもCBPでも90分換算でも勝っており、完全にアントラーズに軍配を上げてもいいであろう
先発なし
なし
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | J偏差値 |
松村 優太 | 13 | 0 | 140 | 0 | 27.94 | 17.96 | 59.4 |
常本 佳吾 | 1 | 0 | 11 | 0 | 7.25 | 59.32 | 47.1 |
松村がルーキーながら健闘しているのが分かる
総論
上記を踏まえ、各ポジションから上位者を抜粋したメンバーを組んでみると
こういう形になる。
フロンターレ | アントラーズ | |||||||
GK | チョン ソンリョン | 51.1 | 50.1 | GK | 沖 悠哉 | 55.74 | 51.4 | |
CB | 谷口 彰悟 | 398.43 | 55.3 | CB | 犬飼 智也 | 490.57 | 59.7 | |
CB | ジェジエウ | 377.31 | 54.3 | CB | 町田 浩樹 | 270.83 | 49.2 | |
サイド | 山根 視来 | 588.21 | 68.9 | サイド | 永戸 勝也 | 291.22 | 52.6 | |
サイド | 登里 享平 | 404.48 | 58.8 | サイド | 小泉 慶 | 271.89 | 51.6 | |
3列目 | 守田 英正 | 623.35 | 67.8 | 3列目 | 三竿 健斗 | 568.12 | 65.2 | |
3列目 | 田中 碧 | 539.94 | 63.8 | 3列目 | レオ シルバ | 503.14 | 62.1 | |
3列目 | 大島 僚太 | 297.83 | 52.2 | 2列目 | ファン アラーノ | 394.01 | 64.3 | |
2列目 | 家長 昭博 | 342.89 | 60.7 | 2列目 | 和泉 竜司 | 200.36 | 50.9 | |
2列目 | 旗手 怜央 | 318.95 | 59.1 | TOP | 土居 聖真 | 328.52 | 61.7 | |
TOP | レアンドロ ダミアン | 279.48 | 57.7 | TOP | エヴェラウド | 320.93 | 61.1 | |
合計 | 4222 | 合計 | 3695.3 |
レギュラークラスを並べたCBPで作られた差が526.7
その中で、サイドでつけられたCBPの差が429.58
つまり勝点差24はサイドバックの差と言っていいであろう
もちろん、CBPだけでは一概には言えない部分もあるが、各連携等考慮されて出た数値であるので、各選手を並べてみると違いがはっきり出ていると言っていいであろう
2019年シーズンオフにサイドを強化したが、残念ながら結果が出なかったと言えよう
逆に、フロンターレはアントラーズ出身の鬼木監督が指揮を執り、優秀なサイドバック、盤石な3列目と言った、本来であれば、アントラーズの十八番と言っていいチームを作り上げたという、悔しさが生じる2020年と言えよう
2020年選手講評
2020年成績
監督:ザーゴ
リーグ戦:5位(18勝11敗5分)
YBCルヴァンカップ:GL敗退
天皇杯:不参加
ACL:PO敗退
開幕からメルカリ体制で臨む初めての年となった2020年
新監督に元ブラジル代表でローマや柏レイソルで活躍した、ザーゴを招聘
『基礎を残して新築』を旗印に戦ったが、前年天皇杯決勝迄残ったことが影響してか、思うようなチーム作りが出来ず、ACLはPO敗退
また、コロナによる変則日程等の影響もあり、なかなか調子が上がらず、川崎に大差をつけられ優勝を逃し、ACLも逃すと言った悔しい1年となってしまった2020年の戦力を振り返ってみる
GK
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
沖 悠哉 | 24 | 24 | 2160 | 24 | 55.74 | 2.32 | 51.9 |
クォン スンテ | 7 | 7 | 630 | 7 | 13.27 | 1.90 | 38.9 |
山田 大樹 | 2 | 2 | 180 | 2 | 3.24 | 1.62 | 35.8 |
曽ヶ端 準 | 1 | 1 | 90 | 1 | 1.62 | 1.62 | 35.3 |
何と4選手も出場したGK。
1stチョイスは沖 悠哉となった
安定した成績を残し、90分換算でもチームTOP。
この年全てのポジションを見渡しても、1,2位を争う成長を見せてくれた
CB
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
犬飼 智也 | 31 | 31 | 2790 | 31 | 490.57 | 15.82 | 63.1 |
町田 浩樹 | 21 | 20 | 1811 | 20 | 270.83 | 13.46 | 50.4 |
関川 郁万 | 15 | 13 | 1168 | 13 | 212.98 | 16.41 | 47.1 |
奈良 竜樹 | 6 | 4 | 357 | 4 | 65.56 | 16.53 | 38.6 |
犬飼が見事チームの柱として成長した
が相方がはっきりしない1年とも言えよう
2019年に大きく成長した町田だったが、パフォーマンスは2019年と変わらず伸び悩みを感じさせる中、関川が大きく成長。
町田と併用できるまでに成長した。
一方期待の奈良はチームと合わず、残念ながら出場機会が少なかった。
サイド
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
永戸 勝也 | 22 | 22 | 1942 | 22 | 291.22 | 13.50 | 53.9 |
小泉 慶 | 22 | 21 | 1700 | 21 | 271.89 | 14.39 | 52.8 |
広瀬 陸斗 | 15 | 10 | 890 | 10 | 157.47 | 15.92 | 46.1 |
杉岡 大暉 | 7 | 6 | 537 | 6 | 101.54 | 17.02 | 42.9 |
山本 脩斗 | 7 | 7 | 602 | 6 | 76.86 | 11.49 | 41.4 |
内田 篤人 | 2 | 1 | 134 | 1 | 19.75 | 13.26 | 38.1 |
立て直しのため、勝負の補強をしたサイド
こちらも安定せず。期待の永戸であったが、1stチョイスながら、ベガルタ時代と比べて、出場時間が減り、CBPを大きく落とした。
また、広瀬杉岡と言った新戦力も同様である。
特に広瀬は90分換算が高かっただけに、怪我がもったいなかった。
杉岡も同様に90分換算が高く、こちらはもっと起用してみても良かったのではと思わざる成績である
そんな中、ダークホース的に活躍したのが小泉
ガッツあふれるプレーをみせてくれて、サイドとしては永戸の次に出場を果たしたが、歴代のサイドバックと比較すると正直弱い数字である
3列目
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
三竿 健斗 | 30 | 28 | 2445 | 28 | 568.12 | 20.91 | 59.9 |
レオ シルバ | 32 | 29 | 2374 | 29 | 503.14 | 19.07 | 56.7 |
永木 亮太 | 31 | 12 | 1211 | 11 | 252.25 | 18.75 | 44.3 |
過密日程が解消されたことにより、固定メンバーで臨めた3列目
ただ、過去の小笠原・柴崎を見てきたものからすると、正直物足りない数字で終わってしまっている。
三竿が0.1足りなかったが、レギュラーとしてチームを引っ張る役割を持っている以上、K偏差値60以上は欲しいところ
レオシルバは出場時間等増えた分、K偏差値が上昇したと言ったところか。
永木は3列目以外での起用も多く、90分換算も悪くない数字であるが、出場時間がレオシルバの半分だったため、K偏差値が低くなっているが、同じくらい出ていれば同様の成績を残したのではないかと思わせる数字である。
2列目
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
ファン アラーノ | 30 | 26 | 2014 | 20 | 394.01 | 17.61 | 65.2 |
和泉 竜司 | 27 | 20 | 1629 | 20 | 200.36 | 11.07 | 51.2 |
荒木 遼太郎 | 26 | 7 | 894 | 4 | 148.76 | 14.98 | 47.4 |
イメージと数字の違いが大きく出た結果となった
ファンアラーノである。
アラーノのボールロスやDFに当たるシュートやフリーキック等見てきただけに、どうしても評価が難しい選手ではあるが、CBPで見てみると歴代の2列目と比較してもかなり有数な成績と言えよう
和泉は怪我等もあり、グランパス時代の成績を残念ながら残せず。
また、高卒荒木はルーキーとしては破格の成績と言えよう
TOP
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
土居 聖真 | 31 | 26 | 2110 | 15 | 328.52 | 14.01 | 61.3 |
エヴェラウド | 33 | 32 | 2647 | 26 | 320.93 | 10.91 | 60.7 |
上田 綺世 | 26 | 10 | 1154 | 10 | 167.56 | 13.07 | 48.7 |
遠藤 康 | 27 | 5 | 849 | 5 | 129.26 | 13.70 | 45.7 |
染野 唯月 | 12 | 3 | 346 | 1 | 49.44 | 12.86 | 39.5 |
白崎 凌兵 | 9 | 3 | 305 | 3 | 48.18 | 14.22 | 39.4 |
名古 新太郎 | 8 | 1 | 152 | 1 | 31.66 | 18.75 | 38.1 |
伊藤 翔 | 14 | 3 | 365 | 3 | 17.84 | 4.40 | 37.0 |
色々な選手が試されたTOP
得点で見れば、断トツでエヴェラウドであるが、CBPで見てみると土居に軍配が上がる
先発出場26試合中TOPで15試合、2列目で10試合だが非常に優れたCBPを記録。
得点ランキング2位につけたエヴェラウドも土居に負けじとK偏差値60.7を記録するなど、2020年の2TOPはかなり強力と言えよう
また、期待の上田 綺世が片りんを見せてきた。
出場時間の関係でK偏差値は50以下であるが、90分換算は13.07と土居に叶わないもののエヴェラウドよりも高い数字を残した
また、遠藤がTOPで5試合出場をはたす。
その一方2019年2列目で一番優秀なCBPを記録した白崎が怪我等もあり、出場機会に恵まれず、同様に伊藤翔も大きく数字を落としている。
NONE
選手名 | 出場 | 先発 | 出場時間 | 評価ポジション先発 | CBP | 90分換算 | K偏差値 |
松村 優太 | 13 | 0 | 140 | 0 | 27.94 | 17.96 | 53.9 |
常本 佳吾 | 1 | 0 | 11 | 0 | 7.25 | 59.32 | 42.5 |
高卒ルーキーの松村が先発出場はなかったものの、13試合に出場
総評
ザーゴ体制1年目
土居・エヴェラウドの2TOPが高いCBPを記録し、2列目では新外国人選手アラーノの活躍もあったもののDF陣が期待に応える事が出来なかった1年と言えるであろう
これが、11敗と敗戦が多かった理由と言える。
また、ザーゴは様々な組み合わせを試した監督と言えるが、前述の土居・エヴェラウド・アラーノ・三竿・レオシルバ・犬飼と柱と決めた選手はある程度固定したと言える
恐らく、準備期間が短いのとコロナの影響でなかなか土台を作れずシーズン当初の低迷がこの年の成績に反映されたと言える
チーム評価
SS(K偏差値65以上)・・・1人<ファン アラーノ:65.2>
S(K偏差値60以上)・・・3人<犬飼 智也:63.1/土居 聖真:61.3/エヴェラウド:60.7>
※2019年
SS(K偏差値65以上)・・・0人
S(K偏差値60以上)・・・1人<セルジーニョ:60.2>